精選版 日本国語大辞典 「大政」の意味・読み・例文・類語 おお‐まつりごとおほ‥【大政】 〘 名詞 〙 ( 「おお」は接頭語 ) 天皇のなされる政治の美称。天下の政治。朝政(あさまつりごと)。[初出の実例]「紫宸(ししん)清涼(せいりゃう)の御座(みくら)に朝政(オホマツリゴト)きこしめさせ給ふを」(出典:読本・雨月物語(1776)白峯) たい‐せい【大政】 〘 名詞 〙 天下国家の政治。特に、天皇が行なう政治。[初出の実例]「吁、是迂儒或は国の大政を議すると同一轍」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)[その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二九年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大政」の解説 大政 おおまさ 1832-1881 幕末-明治時代の侠客(きょうかく)。天保(てんぽう)3年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)の廻船問屋の長男。清水次郎長の一の子分となり,山本政五郎と名のる。慶応2年(1866)荒神山の喧嘩では,吉良仁吉(きらの-にきち)らをひきいて穴太徳(あのとく)一家とたたかった。明治14年2月15日死去。50歳。本名は原田熊蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例