小春日(読み)コハルビ

デジタル大辞泉 「小春日」の意味・読み・例文・類語

こはる‐び【小春日】

小春ころの穏やかな日。また、その日ざし。 冬》「―や石を噛み居る赤蜻蛉鬼城
[類語]日和秋日和菊日和小春日和・ぽかぽか陽気・行楽日和

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精選版 日本国語大辞典 「小春日」の意味・読み・例文・類語

こはる‐び【小春日】

  1. 〘 名詞 〙 冬の初め頃の、暖かく穏やかな日。また、そのひざし。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「冬とはいへど小春日の、長閑けきままに蝶々の」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

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