デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小曾根乾堂」の解説 小曾根乾堂 こぞね-けんどう 1828-1885 幕末-明治時代の商人,篆刻(てんこく)家。文政11年生まれ。長崎の豪商で福井藩御用達。安政6年長崎湾東岸に埋立地(小曾根町)を造成。一方,書を水野媚川に,篆刻(てんこく)を大城石農にまなび,明治4年御璽(ぎょじ)と国璽を印刻した。明治18年11月27日死去。58歳。名は豊明,栄。字(あざな)は守辱。通称は六郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「小曾根乾堂」の解説 小曾根乾堂 没年:明治18.2.27(1885) 生年:文政11(1828) 幕末明治期の篆刻家。名は栄,字は守辱,通称は六郎,乾堂は号。長崎の富商で,来遊した清人と交わり,書画篆刻をよくした。印は,中国の秦・漢代の古体を尊ぶべきことを唱えた。明治4(1871)年,命により日本国璽,天皇御璽を石に刻した。<著作>『乾堂印譜』 (北川博邦) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by