小林美代子(読み)コバヤシ ミヨコ

20世紀日本人名事典 「小林美代子」の解説

小林 美代子
コバヤシ ミヨコ

昭和期の小説家



生年
大正6(1917)年3月19日

没年
昭和48(1973)年8月18日

出生地
岩手県釜石

学歴〔年〕
福島県保原高小1年中退

主な受賞名〔年〕
群像新人文学賞(第14回)〔昭和46年〕「髪の花」

経歴
38歳の時ノイローゼから精神病院に5年間入院する。昭和41年「文芸首都」に入院中の作品幻境」が掲載され、その後同誌に「さんま」「女の指」「老人と鉛の兵隊」を発表。46年群像新人文学賞受賞の「髪の花」で注目され、47年自伝的作品「繭となった女」を発表したが、翌年自殺、半月後発見された。遺稿「蝕まれた虹」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林美代子」の解説

小林美代子 こばやし-みよこ

1917-1973 昭和時代後期の小説家。
大正6年3月19日生まれ。精神病院での生活題材とした作品「髪の花」で,昭和46年群像新人文学賞をうける。2年後の昭和48年8月18日に自殺した。56歳。岩手県出身。著作に「繭となった女」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小林美代子」の解説

小林 美代子 (こばやし みよこ)

生年月日:1917年3月19日
昭和時代の小説家
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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