デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小栗仁右衛門」の解説 小栗仁右衛門 おぐり-にえもん 1589-1661 江戸時代前期の武士,武術家。天正(てんしょう)17年生まれ。徳川家康・秀忠につかえて小姓組番士となる。柳生(やぎゅう)門下で,「鞠身(きくしん)」といわれる秘術で知られる小栗流和(やわら)術の祖。門人に山鹿素行(やまが-そこう),朝比奈可長(よしなが)がいる。寛文元年6月6日死去。73歳。三河(愛知県)出身。名は正信(一説に信由)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例