20世紀日本人名事典 「小池 岩太郎」の解説
小池 岩太郎
コイケ イワタロウ
昭和・平成期のデザイン教育者,工芸・インダストリアルデザイナー 東京芸術大学名誉教授;芸術研究振興財団理事長。
- 生年
- 大正2(1913)年2月22日
- 没年
- 平成4(1992)年7月21日
- 出身地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 東京美術学校(現・東京芸術大学)工芸科〔昭和10年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- デザイン功労者表彰〔平成3年〕
- 経歴
- 福岡県庁や商工省の工芸指導所に勤めたあと、昭和22年東京芸術大学助教授、40〜55年教授。のち名誉教授。日本インダストリアルデザイナー協会理事長などを務め、毎日ID賞審査員、毎日産業デザイン賞選考委員など多くの賞の選考に携わる。また(財)日本色彩研究所の役員会で、濃い黄に赤の帯の都バスにクレームをつけ、公共の色彩を考える会委員長に。工業デザイナーの草分けとして知られ、日本酒の揺れるボトルデザインなどを手がける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報