ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「商工省」の解説
商工省
しょうこうしょう
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1949年(昭和24)以前に商工業行政を管掌していた中央官庁。農商務省が1881年(明治14)以来、通商・産業(農鉱工)・労働の行政官庁として広範な産業経済諸施策の立案、執行に携わってきたが、第一次世界大戦を契機とした商工業の飛躍的拡大に伴い、1925年(大正14)4月に農林、商工の2省に分割された。商工省は当初、大臣官房のほか商務局、工務局、鉱山局、製鉄所、特許局からなったが、30年(昭和5)には臨時産業合理局、貿易局が設けられ、昭和恐慌下の合理化、輸出増強に努めた。日中戦争後は局の拡充、編成替えをしつつ、生産力拡充、必需物資調達、物価統制に追われた。43年に軍需省と農商省に分離されたが、戦後ただちに復活し、49年には通商産業省となり、官民協調の高成長を推進する中心的機関となった。2001年(平成13)1月、通商産業省は経済産業省になった。
[長 幸男]
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…第2次大戦後の日本経済の高度成長を支えたその産業経済政策上の成果は,欧米先進資本主義諸国においても注目されている。 その歴史は古くは1881年4月創設の農商務省にさかのぼるが,直接には1925年設置の商工省がその前身である。発足当時の組織は大臣官房,商務局,工務局,鉱山局のほか,外局として特許局,官営八幡製鉄所が置かれていた。…
※「商工省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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