20世紀日本人名事典 「小池道子」の解説 小池 道子コイケ ミチコ 明治・大正期の歌人 掌侍。 生年弘化2年12月(1845年) 没年昭和4(1929)年8月12日 出生地常陸国水戸(茨城県水戸市) 経歴はじめ有栖川宮家に仕えるが、のち宮中に入り、掌侍として皇后(のちの昭憲皇太后)に近侍。明治23年には皇后の近畿行啓に供奉し、その時の模様を日記「みちのつと」として書き残した。和歌は桂園派の閨秀歌人・中島歌子に師事し、御歌所派の主要歌人として活躍。歌集に「柳の露」2巻がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小池道子」の解説 小池道子 こいけ-みちこ 1845-1929 明治-大正時代の歌人。弘化(こうか)2年12月生まれ。中島歌子にまなぶ。有栖川宮(ありすがわのみや)家につとめ,のち宮中にはいって掌侍となり,皇后宮(昭憲皇太后)につかえた。昭和4年8月12日死去。85歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。歌集に「柳の露」,日記に「みちのつと」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by