中島歌子 なかじま-うたこ
1845*-1903 明治時代の歌人。
弘化(こうか)元年12月14日生まれ。江戸の人。水戸藩士林忠左衛門と結婚。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱にくわわった夫と死別。のち加藤千浪(ちなみ)にまなび,東京小石川で歌塾萩の舎をひらいた。門人に三宅花圃(かほ),樋口一葉らがいる。明治36年1月30日死去。60歳。歌日記に「秋の道しば」。
【格言など】よしさらは月もまつへし山桜はなの木かけに日はくれにけり(「萩のしつく」)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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