百科事典マイペディア 「小田代原」の意味・わかりやすい解説 小田代原【おだしろがはら】 栃木県日光市,戦場ヶ原の西に隣接する湿原。同様に形成された戦場ヶ原はすでに乾燥して草原化しているが,こちらは現在徐々に草原化が進みつつある段階で,貴重なミズナラやカラマツの保護林をはじめとした植生の推移に注目が集まっている。シカの食害が問題化しており,電気柵などを設けて保護が行われている。湯ノ湖,戦場ヶ原とともに〈奥日光の湿原〉として2005年11月,ラムサール条約登録湿地となる。→関連項目ラムサール条約 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by