精選版 日本国語大辞典 「小目代」の意味・読み・例文・類語 しょう‐もくだいセウ‥【小目代】 〘 名詞 〙① ( 「目代」は律令制における地方官の私的な代理人 ) 目代の代理人。後には郡や諸国検非違使所にもいた。[初出の実例]「然而則国申二含由緒検非違使所小目代一」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)九月二五日)② 室町時代、代官の代理人。また、代官。[初出の実例]「頓(やが)て宮方の御旗を揚げ、先づ道誉が小目代にて、吉田肥前が出雲国に有りけるを追出し」(出典:太平記(14C後)三二) こ‐もくだい【小目代】 〘 名詞 〙 平安・鎌倉時代、国守の代官であった目代の下役。目代の代官。→目代。[初出の実例]「梶原代官下二向播磨国一、追二出小目代男一、倉々付レ封了」(出典:玉葉和歌集‐文治元年(1185)一一月一四日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例