デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小笠原長興」の解説 小笠原長興 おがさわら-ながおき 1712-1786 江戸時代中期の大名。正徳(しょうとく)2年2月26日生まれ。小笠原長円(ながのぶ)の次男。兄長邕(ながさと)が3歳で豊前(ぶぜん)中津藩(大分県)藩主をついだが,6歳で早世したため領地没収となる。幕府の配慮により,享保(きょうほう)元年播磨(はりま)(兵庫県)安志藩主小笠原家初代となる。1万石。学問所(のち明倫堂)をもうけ学問の振興につとめた。天明6年6月24日死去。75歳。通称は喜三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例