小野広胖(読み)おの こうはん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野広胖」の解説

小野広胖 おの-こうはん

1817-1898 幕末-明治時代の測量家,数学者。
文化14年10月23日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)笠間(かさま)藩士,のち幕臣。長崎海軍伝習所でオランダ人より西洋数学をまなび,幕府の軍艦教授所教授となる。安政7年咸臨(かんりん)丸の筆頭測量方として渡米。維新後は鉄道測量などに従事した。明治31年10月29日死去。82歳。本姓は小守。通称は友五郎。号は東山。著作に「江都海防真論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小野広胖」の意味・わかりやすい解説

小野広胖
おのこうはん

小野友五郎

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android