小野職孝(読み)おの もとたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野職孝」の解説

小野職孝 おの-もとたか

?-1852 江戸時代後期の本草家。
祖父小野蘭山の講義筆記,整理して,「本草綱目啓蒙」48巻にまとめ刊行した。同書は日本の動植物鉱物について名称,形態,産地,利用などを詳述した,本草学集大成嘉永(かえい)5年10月3日死去。京都出身。字(あざな)は士徳。号は蕙畝。著作に「救荒本草啓蒙」「飲膳摘要」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android