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本草綱目啓蒙 ホンゾウコウモクケイモウ

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デジタル大辞泉の解説

ほんぞうこうもくけいもう〔ホンザウカウモクケイモウ〕【本草綱目啓蒙】

江戸後期の本草学研究書。48巻。享和3年(1803)刊。小野蘭山の「本草綱目」についての口授「本草紀聞」を、孫と門人が整理したもの。引用に自説を加え、方言名も記している。

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百科事典マイペディアの解説

本草綱目啓蒙【ほんぞうこうもくけいもう】

小野蘭山の著書。48巻。1803年―1805年刊。《本草綱目》に関する蘭山の講義を孫職孝(もとたか)が筆記整理したもの。《本草綱目》収録の天産物の考証に加えて,自らの観察に基づく知識,日本各地の方言などが国文で記されている。

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大辞林 第三版の解説

ほんぞうこうもくけいもう【本草綱目啓蒙】

小野蘭山の「本草綱目」の講義筆記を孫小野職孝もとたかや門人が整理刊行した書。四八巻。1803年刊。「本草綱目」の順序に従い多年の群籍の研鑽と実地調査観察による自己の見解を示す。日本の博物学に貢献。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

本草綱目啓蒙
ほんぞうこうもくけいもう

江戸時代の本草書。本草家小野蘭山(らんざん)の講義録『本草綱目紀聞』を文語調に改め出版された。第一版は1803年(享和3)で、以後、数多く出版されている。李時珍(りじちん)の『本草綱目』導入以降、わが国の本草学は急速に発展したが、その方向はしだいに博物学へと展開している。そうしたなかで本草学の頂点にたつ著作で、体裁は『本草綱目』の解説書であるが、数多くの和漢古書を引用し、自説を加えるなど内容は豊富である。とくに個々の薬物名(動・植・鉱物名など)に日本各地の方言が記されており、本草書としてばかりでなく、植物学、言語学分野などでも利用価値が高い。[難波恒雄・御影雅幸]

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