デジタル大辞泉プラス 「少年クラブ」の解説 少年クラブ 日本の少年向け月刊雑誌。1914年、大日本雄弁会(後の講談社)が「少年倶楽部」のタイトルで創刊。少年向けの冒険小説や漫画、理科読み物などを掲載。1924年、人気挿絵画家の高畠華宵の画料を巡るトラブル(いわゆる「華宵事件」)で失い、部数が低迷するが、吉川英治、大仏次郎といった作家の小説掲載により立ち直る。漫画では、田河水泡の「のらくろ」、島田啓三の「冒険ダン吉」といった連載が人気を博した。戦時中には愛国主義的な読み物も多く掲載された。1946年に「少年クラブ」に改称。1962年廃刊。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報