少納言局(読み)ショウナゴンキョク

デジタル大辞泉 「少納言局」の意味・読み・例文・類語

しょうなごん‐きょく〔セウナゴン‐〕【少納言局】

律令制で、少納言外記げきとともに構成した太政官内の事務局

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「少納言局」の意味・読み・例文・類語

しょうなごん‐きょくセウナゴン‥【少納言局】

  1. 〘 名詞 〙 太政官三局の一つ。少納言が外記と共に構成する太政官内の事務局。

少納言局の補助注記

令義解職員」に「太政官〈謂。太政官内。惣有三局。少納言。左辨官。右辨官。是也〉」とある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「少納言局」の解説

少納言局 しょうなごんのつぼね

?-? 江戸時代中期の女官
霊元天皇につかえ,正徳(しょうとく)5年(1715)栄貞(ひでさだ)親王(尊胤(そんいん)入道親王)を生む。天皇死後,出家して聚光院と号した。姓は松室。名は仲子

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世界大百科事典(旧版)内の少納言局の言及

【太政官】より

…神祇官は,官庁の名称は同じ〈官〉であるが,これも統轄下に置かれていた。その組織は,議政官組織,少納言局,左右の弁官局の三つからなる。 (1)議政官組織を構成する官職は太政大臣(定員1,ただし本来は具体的な職掌をもたない天子輔導の官),左大臣・右大臣(各定員1),大納言(定員4,のち2となる)だが,8世紀はじめに令外官(りようげのかん)の中納言(定員3)と参議(はじめ定員なし,9世紀から8となる)が加わり,平安時代にさらに内大臣が加わった。…

※「少納言局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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