尺地(読み)シャクチ

デジタル大辞泉 「尺地」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐ち【尺地】

せきち(尺地)

せき‐ち【尺地】

わずかな土地尺土寸土。しゃくち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尺地」の意味・読み・例文・類語

せき‐ち【尺地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「尺」はわずかの意 ) わずかな土地。せまい土地。わずかの領分。尺土。寸土。尺地寸土。しゃくち。
    1. [初出の実例]「都合七万五千余騎、笠置の山の四方二三里が間は、尺(セキ)地も残らず充満したり」(出典太平記(14C後)三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・上〕

しゃく‐ち【尺地】

  1. 〘 名詞 〙せきち(尺地)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「尺地」の読み・字形・画数・意味

【尺地】せきち

わずかの地。〔孟子、公孫丑上〕天下殷に歸すること久し。~尺地も其のに非ざる無く、一民も其の臣に非ざる(な)し。然れども王は方百里よりる。是(ここ)を以てきなり。

字通「尺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android