尼子道竹 あまこ-どうちく
1658-1724 江戸時代前期-中期の医師。
万治(まんじ)元年生まれ。医学を独学し,徳島で開業したのち安芸(あき)広島藩医となる。宝永4年麻疹(はしか)流行のおり,その予防・治療法を説き,「麻疹類要」をあらわした。詩文をよくし,木下順庵,室鳩巣(むろ-きゅうそう)らとまじわった。享保(きょうほう)9年8月6日死去。67歳。字(あざな)は信久。号は石筍。著作はほかに「本草能毒」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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