尼子道竹(読み)あまこ どうちく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尼子道竹」の解説

尼子道竹 あまこ-どうちく

1658-1724 江戸時代前期-中期の医師。
万治(まんじ)元年生まれ。医学を独学し,徳島で開業したのち安芸(あき)広島藩医となる。宝永4年麻疹(はしか)流行おり,その予防・治療法を説き,「麻疹類要」をあらわした。詩文をよくし,木下順庵,室鳩巣(むろ-きゅうそう)らとまじわった。享保(きょうほう)9年8月6日死去。67歳。字(あざな)は信久。号は石筍。著作はほかに「本草能毒」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android