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尾上新七(初代) おのえ しんしち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

尾上新七(初代) おのえ-しんしち

1745-1809 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。
延享2年生まれ。宝暦5年江戸市村座で初舞台。初代尾上菊五郎に入門,10年尾上春五郎を名のる。明和元年尾上七三郎とあらため,3年京都で新七と改名。立役(たちやく)として京坂の舞台で活躍。文化6年3月4日死去。65歳。初名は尾上佐之助。後名は初代尾上鯉三郎。俳名は芙雀。屋号は南部屋,音羽屋

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朝日日本歴史人物事典の解説

尾上新七(初代)

没年:文化6.3.9(1809.4.23)
生年:延享2(1745)
江戸中期の歌舞伎役者。俳名芙雀。屋号南部屋。江戸生まれ。初代尾上菊五郎門弟。佐之助を名乗って,12歳で江戸中村座初舞台。16歳で春五郎,20歳で七三郎と改名して上坂。明和3(1766)年,22歳のとき新七と改名した。以後京,大坂と舞台を重ね,38歳で立役上上吉に進んだ。寛政8(1796)年に鯉三郎と改名。写実的で淡泊な芸風,小柄ながら上品な風姿で,和実という和らかみも物堅さもある役柄に優れ,おっとりとした「承知,承知」の殿様役では無類。「桂川連理柵」の長右衛門,「五大力恋緘」の源五兵衛,「拳褌廓大通」の今木伝七など,彼が初演して,その芸風を後世まで伝えるものも少なくない。新七の名跡は,昭和期までに5代を数えた。

(青木繁)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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