尾高忠明(読み)おたか ただあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾高忠明」の解説

尾高忠明 おたか-ただあき

1947- 昭和後期-平成時代の指揮者
昭和22年11月8日生まれ。尾高尚忠(ひさただ)の次男斎藤秀雄に師事し,昭和46年N響を指揮してデビュー。ウィーン国立音楽院に留学ののち49年東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者となる。62年BBCウェールズ交響楽団首席指揮者となり,平成4年読売日本交響楽団常任指揮者。10年札幌交響楽団常任指揮者,16年同音楽監督。平成4年サントリー音楽賞。11年エルガー・メダル。22年NHK交響楽団正指揮者に就任。神奈川県出身。桐朋学園大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む