尾高豊作(読み)オダカ ホウサク

20世紀日本人名事典 「尾高豊作」の解説

尾高 豊作
オダカ ホウサク

大正・昭和期の出版人,教育家 刀江書院社長。



生年
明治27(1894)年7月9日

没年
昭和19(1944)年1月4日

出生地
秋田県

学歴〔年〕
東京高商(現・一橋大学)〔大正6年〕卒

経歴
古河鉱業に入り、ロンドン出張所員を経て浅野セメント、服部製作所、朝鮮興業、埼玉銀行などの役員歴任。大正14年教育学術出版の刀江書院を創業。民族教育学に造詣が深く、昭和5年小田内通敏らと郷土教育連盟創設、機関誌「郷土教育」を発行、また自著独逸の新教育」「学校教育と郷土教育」など学術書を出版した。12年さらに日本技術教育協会を設立し会長となり、技能者養成会による技能者養成出版社を創設した。日本児童社会学会会長、女子教育振興会、武蔵野音楽学校、明星文園理事も兼務した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾高豊作」の解説

尾高豊作 おだか-ほうさく

1894-1944 大正-昭和時代前期の実業家,教育家。
明治27年7月9日生まれ。尾高次郎の子。武州銀行の副頭取などをへて,大正14年刀江(とうこう)書院を創業。小田内通敏(みちとし)らと昭和5年郷土教育連盟,8年日本児童社会学会を設立した。昭和19年1月4日死去。51歳。埼玉県出身。東京高商(現一橋大)卒。著作に「学校教育と郷土教育」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「尾高豊作」の解説

尾高 豊作 (おだか ほうさく)

生年月日:1894年7月9日
大正時代;昭和時代の実業家;教育運動家。郷土教育連盟理事;日本技術教育協会会長
1944年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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