居す(読み)コス

精選版 日本国語大辞典 「居す」の意味・読み・例文・類語

きょ‐・す【居】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. 居所をかまえる。よりどころにする。また、住む。居る。
    1. [初出の実例]「後漢書に『大倭(だいわ)王は耶麻堆(やまたい)に居す』」(出典神皇正統記(1339‐43)上)
  3. 地位にある。官職にある。また、与えられた状態に身を置いている。
    1. [初出の実例]「大樹の位に居して、武備の守を全うせんこと、げにも朝家の為に人の嘲りを忘れたるに似たり」(出典:太平記(14C後)一二)
  4. うずくまる。平伏する。
    1. [初出の実例]「黒ばみたる者の、弓箭帯したる二人出来て居(きょ)す」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三)

こ‐・す【居】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 「こ」は「居」の呉音 ) ある場所、地位、職などにいる。きょす。
    1. [初出の実例]「父子共に宅(いへ)に居(コ)して枕を並べて悲しみ臥せり」(出典:私聚百因縁集(1257)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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