居久根(読み)イグネ

精選版 日本国語大辞典 「居久根」の意味・読み・例文・類語

い‐ぐねゐ‥【居久根】

  1. 〘 名詞 〙 東北地方での屋敷林。隣家との境や屋敷のまわりに植えた木で、防火、防風砂の目的を兼ねるものが多い。また、宅地続きの自分の持ち山をもいう。居久根林。
    1. [初出の実例]「御分領中百姓居久根地続等に植立候牒外之青木」(出典:元祿・宝永定目(仙台藩)(1705))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む