デジタル大辞泉 「居然」の意味・読み・例文・類語 きょ‐ぜん【居然】 [ト・タル][文][形動タリ]座って動かないさま。じっとしているさま。「―たる一宿儒を以て、朝野の重んずるところたり」〈露伴・運命〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「居然」の意味・読み・例文・類語 きょ‐ぜん【居然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 安らかなさま。〔詩経‐大雅・生民〕② すわって動かないさま。物に動じないさま。どっしりとしたさま。[初出の実例]「夫以二一兵衛尉一、而居然以二天下之重一自任」(出典:日本外史(1827)五)[その他の文献]〔史記‐始皇本紀〕③ することがなく、退屈なさま。〔高適‐酬岑二十主簿秋夜見贈之作詩〕④ いながらにして。そのまま。[初出の実例]「居然は自然といふが如し」(出典:詩家推敲(1799)下)[その他の文献]〔左思‐三都賦序〕⑤ 突然。思いがけず。ゆくりなくも。[初出の実例]「忘筌無二故友一、傾盖有二新期一、欲レ繞二平生事一、居然涙不レ持」(出典:凌雲集(814)久在外国晩年帰学、知旧零落已無其人、聊以述懐。簡山請益菅原五郎、桃李之報豈無壊〈林娑婆〉)[その他の文献]〔駱賓王‐帝京篇〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「居然」の読み・字形・画数・意味 【居然】きよぜん 安定した、堂々たるさまをいう。〔晋書、伝〕、~長(たけ)七尺に滿たざるも、帶十圍。(もと)より(すぐれた風格)り。~衆人の中に處(を)りて、居然として獨立す。字通「居」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by