デジタル大辞泉 「居」の意味・読み・例文・類語
きょ【居】[漢字項目]
[学習漢字]5年

1 腰を落ち着けて住む。住む所。「居住・居所・居留/隠居・家居・閑居・
2 腰を下ろす。すわる。「起居・
3 普段の様子。つね。「居常」
4 いながら。じっとして何もしないさま。「居然」


[名のり]い・おき・おり・さや・すえ・やす・より
[難読]
きょ【居】
[類語]家・うち・家屋・
( 1 )上代には、「ゐる」に当たる終止形に「う」があったと考えられる。→「う(坐)」の語誌。
( 2 )近世には、次のように「をり(をる)」と同じような活用をさせた例がある。「もししったきゃくがゐらば、をしうりせんと」〔洒落本・傾城買四十八手‐見ぬかれた手〕
( 3 )補助動詞の場合、近世上方語では主語が有情物の場合は「ている」、非情物の場合は「てある」が付く傾向が強い。一方、近世後期以降の江戸語では主語の有情・非情にかかわらず「ている」が付き、「てある」はもっぱら他動詞に付けられるようになり、現在に至っている。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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