図書館情報学用語辞典 第5版 「展開分類法」の解説 展開分類法 カッターが1891年以降発表した一般分類表.1903年の彼の死後も1911年まで公表され続けたが,未完に終わった.図書館の規模に応じて選択できるように,七つの主類と一つのサブクラスのみを掲げた最も簡単な表に始まって,次第に詳細に展開する全7表から構成される.ただし,同一記号が同一主題に対応し続けるとは限らない.最後の表には共通細目表と地理区分表(local list)を伴う.記号法は,本表がアルファベットのみ,その他の表が数字のみと簡潔である.もはや実際に使用されることはないと思われるが,米国議会図書館分類表および日本十進分類法の主類の排列に影響を及ぼすなど,歴史的,理論的に看過しえない存在である.[参照項目] カッター 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by