出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
船舶と陸上との交通や小荷物などの運搬に使用するもので、短艇(たんてい)(端艇)とよばれる小舟艇の一種。艇首はとがっているが、艇尾が切りそいだ形になっているので、この名がある。オール(櫂(かい))を使って人力で推進する。オールは8~14本で、複座である。マストを立て、帆を張って帆走することもできる。艇長7~9メートル、艇重0.5~1トン。木製が多いが、FRP(繊維強化プラスチック)のものも開発されている。主帆のほかに前部に2~3枚の三角帆をもつスループ型ヨットもカッターとよぶ。
[岩井 聰]
(1)軍艦に積む大型の手漕ぎボートで帆走もできる。上陸,連絡,係留作業などに使い,救命艇も兼ねる。また学校,海洋少年団などのボート訓練にも広く使われている。(2)18~19世紀の1本マスト,縦帆装備の軽快な帆走軍艦。現在では,その任務を継承する沿岸警備,巡察用船艇をいう。(3)(2)に端を発する帆装形式の一種。1本マストの前に2枚以上の三角帆,後ろに三角形または四辺形の縦帆を有するものをいう。
執筆者:野本 謙作
一般には刃物や刃のことであるが,切削加工に用いられるフライスやホブなどの回転式の切削工具を指す場合が多い。
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…(1)軍艦に積む大型の手漕ぎボートで帆走もできる。上陸,連絡,係留作業などに使い,救命艇も兼ねる。また学校,海洋少年団などのボート訓練にも広く使われている。(2)18~19世紀の1本マスト,縦帆装備の軽快な帆走軍艦。現在では,その任務を継承する沿岸警備,巡察用船艇をいう。(3)(2)に端を発する帆装形式の一種。1本マストの前に2枚以上の三角帆,後ろに三角形または四辺形の縦帆を有するものをいう。【野本 謙作】…
…伝統的な分類法では舵軸より前にミズンマストがあればケッチ,後ろだったらヨールということになっている。(10)カッターcutter 帆装様式の名称としてのカッターは1本マストの縦帆船で,2枚以上のジブの類をマストの前に展ずるものをいう。現在のヨットに広く使用されている形の一つで,ふつうはバミューダメーンスルと,マストの前にステースル(インナージブ),その前にジブと合計2枚の船首三角帆(ヘッドスル)をもつ。…
…士官,隊員の勤務や服装はアメリカ海軍のものと同じで,独自に士官養成などの学校を設置している。海上パトロールに任ずる艦艇はカッターと呼ばれ,小型のものが多いが,領海,経済水域の拡大に伴い,逐次大型化が図られ,砕氷艦も装備している。平時は運輸省に属しているが,戦時または非常事態には,命令により海軍の指揮下に入って行動することとなっており,ベトナム戦争では南ベトナム沿岸で海軍の一部として作戦に従事した。…
…伝統的な分類法では舵軸より前にミズンマストがあればケッチ,後ろだったらヨールということになっている。(10)カッターcutter 帆装様式の名称としてのカッターは1本マストの縦帆船で,2枚以上のジブの類をマストの前に展ずるものをいう。現在のヨットに広く使用されている形の一つで,ふつうはバミューダメーンスルと,マストの前にステースル(インナージブ),その前にジブと合計2枚の船首三角帆(ヘッドスル)をもつ。…
※「カッター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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