山の幸(読み)ヤマノサチ

デジタル大辞泉 「山の幸」の意味・読み・例文・類語

やまのさち【山の幸】[絵画]

東郷青児による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。山と丘を背景に、果物の入った籠を持つエプロン姿の二人女性を描く。藤田嗣治による「海の幸」と対になっている。

やま‐の‐さち【山の幸】

やまさち1」に同じ。⇔海の幸
[補説]作品名別項。→山の幸

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精選版 日本国語大辞典 「山の幸」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 の 幸(さち)

  1. やまさち(山幸)
    1. [初出の実例]「弟、彦火火出見尊、自らに山幸(やまノさち)有まします」(出典日本書紀(720)神代下(鴨脚本訓))

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