百科事典マイペディア 「山口炭田」の意味・わかりやすい解説 山口炭田【やまぐちたんでん】 山口県西部にある宇部炭田と大嶺炭田の総称。宇部炭田は宇部市,小野田市(現・山陽小野田市)の海岸から海底に及び,古くから開発され,低品位であるが家庭燃料,製塩用などに利用。1962年には年間約90万tを産出したが,1967年閉山。大嶺炭田は美祢(みね)市西部から豊田町(現・下関市),山陽町(現・山陽小野田市)にわたり,良質の無煙炭を産出。1966年には115万tを産出したが,1970年に閉山。→石炭産業→関連項目美祢線 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by