山口草堂(読み)ヤマグチ ソウドウ

20世紀日本人名事典 「山口草堂」の解説

山口 草堂
ヤマグチ ソウドウ

昭和期の俳人南風」名誉主宰



生年
明治31(1898)年7月27日

没年
昭和60(1985)年3月3日

出生地
大阪市北区堂島

本名
山口 太一郎(ヤマグチ タイチロウ)

別名
別名=山口 泰一郎

学歴〔年〕
早稲田大学文学部ドイツ文学専攻科中退

主な受賞名〔年〕
馬酔木賞〔昭和9年〕,蛇笏賞(第11回)〔昭和52年〕「四季蕭嘯」

経歴
昭和6年、水原秋桜子の「馬酔木」に参加し、10年から大阪支部の会報を「南風」とかえ、59年夏まで主宰。句集に「帰去来」「漂泊の歌」「行路抄」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口草堂」の解説

山口草堂 やまぐち-そうどう

1898-1985 昭和時代の俳人。
明治31年7月27日生まれ。水原秋桜子に師事し,昭和6年「馬酔木(あしび)」に参加。大阪馬酔木会をおこし,10年「南風」を創刊,主宰。生きる証(あかし)としての俳句を提唱した。52年「四季蕭嘯(しょうしょう)」で蛇笏(だこつ)賞。昭和60年3月3日死去。86歳。大阪出身。早大中退。本名は太一郎。句集に「帰去来」など。
格言など】雲凌ぐ大杉鷹の羽かかり(「四季蕭嘯」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山口草堂」の解説

山口 草堂 (やまぐち そうどう)

生年月日:1898年7月27日
昭和時代の俳人。「南風」主宰
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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