…南北朝・室町時代の守護大名(図)。室町幕府の四職(ししき)家の一つ。上野国山名郷を名字の地とする新田氏一族(義重の子義範が祖)であるが,元弘の乱で山名政氏,山名時氏父子は足利高氏(尊氏)に従い活躍する。1337年(延元2∥建武4)には時氏が伯耆の守護職に補任され,名和氏ら南朝勢力を一掃する。観応の擾乱(かんのうのじようらん)期には時氏は直義(ただよし)党に属して分国伯耆に拠り,足利直義の養子直冬(ただふゆ)を盟主とし,文和年間(1352‐56)には2度にわたって南朝軍として京都に攻め込み,一時占領する。…
※「山名豊国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...