山奥遺跡（読み）やまのおくいせき

日本歴史地名大系 「山奥遺跡」の解説

山奥遺跡
やまのおくいせき

[現在地名]四日市市羽津 山奥

四日市市北部の垂坂（たるさか）山丘陵地の一角、通称鵤（いかるが）町にあって、南北に延びる標高三七メートルの丘陵の北端頂部に位置する弥生時代後期と古墳時代後期の集落跡。東方から北を回って西方へは谷が入込み、比高は約一二メートルである。昭和五二年（一九七七）・五三年に約三千八〇〇平方メートルが発掘調査され、弥生時代後期の竪穴住居跡五五棟、古墳時代後期の竪穴住居跡二棟、土壙・溝跡が検出されている。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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