山寺跡(読み)やまでらあと

日本歴史地名大系 「山寺跡」の解説

山寺跡
やまでらあと

[現在地名]大町市大字社 閏田 山寺

閏田うるうだ村の北の中山なかやま山地から流れ下る山寺沢の奥に洞地形があり、その北斜面に山寺があったと伝え、寺の遺構がある。固有の寺名は失ってしまったが、南隣の現曾根原そねばら集落の盛蓮じようれん寺はこの寺を移したものと伝えている。寺地は山の斜面の上下二五〇メートルにも達する広い範囲で、鐘楼があったと伝える沢端の台地別当べつとう寺跡と伝える東西三〇メートルほどの平地をはじめ、寺の建物があったと想定される平地が幾つか階段状に残っている。また寺域の上部から、鎌倉時代中期の古瀬戸瓶子二個、古瀬戸四耳壺一個と、急須形で宋の景徳鎮けいとくちんで焼成されたと判定される青白磁水注一個が火葬骨容器として発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む