山川地熱地帯(読み)やまかわちねつちたい

最新 地学事典 「山川地熱地帯」の解説

やまかわちねつちたい
山川地熱地帯

Yamakawa geothermal field

鹿児島県指宿市に位置し,池田湖,鰻池を囲み開聞岳に至る範囲。地熱地帯南部には,1995年に3万kWの山川発電所ならびに発電所の廃熱水を利用した4,999kWの山川バイナリー発電所が2018年に稼働。鰻池近くでは,メディポリス指宿発電所が1,580kWの発電を2015年から実施。鰻池周辺では,「すめ」と呼ばれる地熱蒸気を利用した調理方法が行われている。地熱地帯には,第四紀更新世から現世にかけて生成したカルデラ溶岩円頂丘マール等の火山地形や噴気地が認められる。地質は,四万十累層群および酸性深成岩類を甚盤とし,中新世後期から現世にかけての火山岩類を主体とした地層が累重している。

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参照項目:地熱エネルギー直接利用

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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