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開聞岳 かいもんだけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

開聞岳
かいもんだけ

鹿児島県南部,薩摩半島の南東端にある火山。別称薩摩富士指宿市に属する。標高 924m。古くは枚聞(ひらきき)の神をまつる山として開聞岳(ひらききだけ)と呼ばれたが,鹿児島湾の入口にあるため海門岳と呼ぶようになり,のち現在の字をあてるようになった。

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デジタル大辞泉の解説

かいもん‐だけ【開聞岳】

鹿児島県、薩摩(さつま)半島南端付近にある円錐形の火山。標高924メートル。薩摩富士。

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百科事典マイペディアの解説

開聞岳【かいもんだけ】

薩摩半島の南端,鹿児島県開聞町(現・指宿市)の南西部に位置する活火山。標高924m,基底直径約5km。円錐形をなし,薩摩富士ともよばれる。約4000年ほど前からの火山活動により山体が形成された。
→関連項目指宿[市]霧島屋久国立公園長崎鼻日本百名山マール山川[駅]

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世界大百科事典 第2版の解説

かいもんだけ【開聞岳】

別名薩摩富士。鹿児島県薩摩半島南端にある火山。標高922m,基底直径約5kmの比較的小型の火山である。左右対称の側線をもつ美しい円錐状火山で,一見単式火山のように見えるが,玄武岩質の成層火山とその上にのる安山岩質の溶岩円頂丘とで構成される複式火山である。標高約600m以下の山体が成層火山で,その山頂火口をほぼ埋めて溶岩円頂丘がのっている。噴火活動は約4000年前に始まり,有史時代では9世紀に噴火の記録がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕開聞岳(かいもんだけ)


鹿児島県薩摩(さつま)半島の南東部にある複式火山。標高924m。約1500年前、古い成層火山の上部が吹きとび、その上に溶岩ドームが形成されて円錐(えんすい)形の秀麗な山容となった。平安前期に2度の噴火記録があり、2000年(平成12)12月中旬から下旬に噴気が観測された。薩摩富士とも。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。霧島屋久(きりしまやく)国立公園に属する。山頂から東シナ海・長崎鼻(ながさきばな)・池田(いけだ)湖などの展望がよい。東麓(とうろく)に開聞山麓自然公園ゴルフ場などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

開聞岳
かいもんだけ

鹿児島県、薩摩(さつま)半島最南端の指宿(いぶすき)市開聞にある円錐(えんすい)形の成層火山。標高924メートル。俗称薩摩富士。周辺は起伏の小さい火山灰の台地(シラス台地)で、近くに九州一の大きさを誇る池田湖や、大規模な火口湖の鰻池(うなぎいけ)、さらに全国にその名をよく知られた指宿温泉がある。
 噴火は紀元前520~前477年ごろと、874年(貞観16)、885年(仁和1)の3回が大きなものとして知られている。周辺台地の上を覆うスコリア質の火山砂礫(されき)層はコラ(層)とよばれ、初期の成層火山形成期の噴出物といわれる。山体を形成する岩石は第四紀の輝石(きせき)安山岩と玄武岩が主である。大小数次にわたる噴火もしだいに収まり、1915年(大正4)には噴煙も停止した。噴火当時のコラ層は固結し、現在でも農業上の障害となっている。その除去と台地上の畑地灌漑(かんがい)事業が続行されている。また、山麓(さんろく)には亜熱帯植物が植えられ、池田湖や指宿温泉とともに、霧島錦江湾(きりしまきんこうわん)国立公園の一端を担っている。JR指宿枕崎(まくらざき)線開聞駅から開聞山麓までバス10分、下車後徒歩2時間。[塚田公彦]

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世界大百科事典内の開聞岳の言及

【開聞[町]】より

…薩摩半島南東部に位置し,東シナ海に南面する。南端には基底面積が町域のおよそ2/5を占める開聞岳があり,北は九州最大の湖である池田湖に接している。年平均気温18℃,年降水量2000~2500mmと気候は温暖多雨であり,植生も亜熱帯的である。…

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