山本猛夫(読み)ヤマモト タケオ

20世紀日本人名事典 「山本猛夫」の解説

山本 猛夫
ヤマモト タケオ

昭和期の実業家 山善創業者。



生年
大正10(1921)年3月5日

没年
平成3(1991)年6月16日

出生地
福井県丹生郡三方村(現・清水町)

学歴〔年〕
大阪市立西二商業学校〔昭和15年〕卒

経歴
昭和10年、13歳の時前田軍治商店に丁稚奉公にでて、15年大阪市立第二商業学校卒業。16年同店取締役となり、18年独立。22年山善機械器具の前身である山善工具製販を創立、社長就任。46年山善と改称。平成3年会長。不屈の精神の持ち主で、テレビドラマ「どてらい男」のモデルにもなり、“モーやん”の愛称で親しまれた。「世の中すべて3、4、3」という著書がある。平成4年学生に対する奨学金制度「山本猛夫記念奨学基金」が設立された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「山本猛夫」の解説

山本 猛夫
ヤマモト タケオ


肩書
元・衆院議員(自民党)

生年月日
明治36年6月12日

出生地
岩手県

出身地
岩手県盛岡市

学歴
日本大学政治学科〔大正12年〕卒

経歴
毎日新聞政治部記者などを経て、昭和22年、衆院岩手1区で初当選。当選5回。郵政政務次官、党総務、衆院懲罰委員長などを務めた。

受賞
勲二等瑞宝章〔昭和49年〕

没年月日
平成1年7月26日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本猛夫」の解説

山本猛夫 やまもと-たけお

1921-1991 昭和時代の実業家。
大正10年3月5日生まれ。昭和22年山善工具製販(46年山善と改称)を創業。のち負債をかかえた会社を再建し,花登筐(はなと-こばこ)の「どてらい男(やつ)」のモデルとなった。平成3年6月16日死去。70歳。福井県出身。大阪西第二商業卒。著作に「世の中すべて3,4,3」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山本猛夫」の解説

山本 猛夫 (やまもと たけお)

生年月日:1921年3月5日
昭和時代の実業家。山善創業者
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android