モー(その他表記)mho

翻訳|mho

デジタル大辞泉 「モー」の意味・読み・例文・類語

モー(mho)

オーム(ohm)の逆綴り》コンダクタンス単位米国で用いる呼称で、オームの逆数であるところからいう。国際単位系SI)ではジーメンスを用いる。記号

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精選版 日本国語大辞典 「モー」の意味・読み・例文・類語

モー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] mho ) 電気伝導度の単位。一オームの抵抗をもつ時の物体の伝導度。一オームの逆数。記号Ω→ジーメンス

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改訂新版 世界大百科事典 「モー」の意味・わかりやすい解説

モー
mho

コンダクタンスの単位。コンダクタンスは電気抵抗の逆数であるのでohm,Ωを逆に書いて,mho,℧の記号を用いていたが,国際単位系ではジーメンス(S)に統一,使用しないこととなっている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モー」の意味・わかりやすい解説

モー
Meaux

フランス北部,セーヌエマルヌ県の都市。パリ東北東約 44kmに位置する。マルヌ川,およびパリに通じるルルク運河に面し,はしけのための港をもつ。ガロ・ローマ時代からの町で,923~1361年はシャンパーニュ伯領。第1次世界大戦ではこの地でドイツ軍の侵入を食止めた。化学金属などの工業が立地するほか,農産物の集散も行われる。 13~14世紀の聖エティエンヌ大聖堂,ル・ノートル設計の旧司教館庭園 (12~17世紀) がある。人口4万 9409 (1990) 。

モー
mho

コンダクタンスまたはアドミタンスの MKSA単位。 SI単位ジーメンスと同じ。1モーは1オームの電気抵抗体のもつコンダクタンスで,電気抵抗の単位オーム ohmの逆数であるために単位名 mhoがアメリカから慣用されてきた。ジーメンスが使われることが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「モー」の意味・わかりやすい解説

モー(フランス)
もー
Meaux

フランス中北部、セーヌ・エ・マルヌ県の都市。人口4万9421(1999)。パリ東南東45キロメートル、マルヌ川沿岸に位置する。ガリア系のメルディ人の町を起源とし、4世紀には司教座所在地となり、ブリー地方の中心地として発達した。小麦ブリーチーズ集散地木工、紙製品、印刷、化学の工業も行われる。サンテティエンヌ教会には「モーの鷲(わし)」と称された司教ボシュエの墓がある。

[高橋 正]


モー(ジーメンス)
もー

ジーメンス

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百科事典マイペディア 「モー」の意味・わかりやすい解説

モー

電気抵抗の逆数の単位。オームの逆数なのでohmを逆にしてmho,記号もΩを逆さまにして書く。→ジーメンス(単位)

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単位名がわかる辞典 「モー」の解説

モー【mho】

導電率の単位。電気抵抗(オーム・記号は「Ω」)の逆数。記号は「℧」。1Aの電流を流したとき、両端の電位差が1Vになるような導線の導電率。主に、アメリカで使われる。◇「ジーメンス」ともいう。⇒ジーメンス

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デジタル大辞泉プラス 「モー」の解説

モー

体操、女子段違い平行棒競技の技。バーを越えながら前方かかえ込み宙返り懸垂。名称はアトランタオリンピック(1996年)跳馬で銀メダルを獲得した中国の体操選手、莫慧蘭(モー・フイラン)から。

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化学辞典 第2版 「モー」の解説

モー
モー
mho

かつて用いられたコンダクタンスの単位.記号 ℧.[別用語参照]ジーメンス

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世界大百科事典(旧版)内のモーの言及

【木魚】より

…歌舞伎の下座音楽でも用いられる。仏教圏の東アジア各地にもみられるが,ベトナムのモーも小型の木魚で打拍用に用いられている。近年はテンプル・ブロック,チャイニーズ・ブロックなどと呼ばれて,ウッド・ブロック(木鐘)の一種としてジャズなどに取り入れられている。…

【アドミタンス】より

…単位はジーメンス,単位記号はS。かつてモー(℧)という単位が用いられた。電流の流れにくさを示すインピーダンスの逆数である。…

※「モー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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