山本誠之助(読み)やまもと せいのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本誠之助」の解説

山本誠之助 やまもと-せいのすけ

1843*-1893 明治時代実業家
天保(てんぽう)13年12月18日生まれ。東本願寺学僧にえらばれて京都に出,神戸で洋学をまなぶ。戊辰(ぼしん)戦争の際,還俗して出羽(でわ)久保田藩のために軍艦を購入,援軍軍資金をはこぶ。維新後大阪にうつり,正確な度量衡器の必要性を感じてその開発に成功した。明治26年8月12日死去。52歳。出羽(でわ)能代(秋田県)出身。初名は大芳。号は権堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android