20世紀日本人名事典 「山田光成」の解説
山田 光成
ヤマダ ミツナリ
昭和期の実業家 日本信販名誉会長;全国信販協会会長;日本クレジット産業協会会長;日本アマチュアボクシング連盟名誉会長。
- 生年
- 明治40(1907)年4月22日
- 没年
- 昭和62(1987)年3月24日
- 出生地
- 愛知県名古屋市栄町
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾高等部〔昭和5年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和43年〕,勲二等瑞宝章〔昭和52年〕,経済界大賞特別賞(昭58年度)
- 経歴
- 学生時代はボクシング選手として活躍。卒業後、下呂温泉で母親が経営する旅館の手伝いを経て戦後上京、昭和23年名古屋百貨サービス、26年日本信用販売を創設、33年日本信用販売社長、41年日本信販と改称し、51年代表会長、のち名誉会長。わが国初の割賦販売会社を興し、風雲の草創期を味わって信販制度を定着させた。城山三郎「風雲に乗る」のモデルとして知られる。住宅産業開発協会会長を務めた。58年度経済界大賞特別賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報