デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田蠖堂」の解説 山田蠖堂 やまだ-かくどう 1803-1861 江戸時代後期の儒者。享和3年生まれ。出羽(でわ)米沢藩(山形県)藩士。古賀侗庵(どうあん)に師事し,昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。練兵総督となるが,意見の対立から免職。安政6年出羽上山(かみのやま)藩(山形県)にまねかれ,3年後に帰藩したが,禁固の身となり,文久元年5月29日死去。59歳。病没とも自刃(じじん)ともいわれる。「蠖堂遺稿」がある。名は政苗。字(あざな)は実成。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例