精選版 日本国語大辞典 「山鶯」の意味・読み・例文・類語 やま‐うぐいす‥うぐひす【山鶯】 〘 名詞 〙① 山にすむ鶯。野生の鶯。[初出の実例]「山鶯だの、閑古鳥だのの元気よく囀ることといったら」(出典:美しい村(1933‐34)〈堀辰雄〉序曲)② 植物「やまるりそう(山瑠璃草)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕 さん‐おう‥アウ【山鶯】 〘 名詞 〙 山に住むウグイス。[初出の実例]「霧に咽ぶ山鶯は啼くこと尚少(わか)し 沙(いさご)を穿つ蘆笋は葉わづかに分れたり〈元稹〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)[その他の文献]〔王勃‐遊山廟詩序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例