岡倉村(読み)おかくらむら

日本歴史地名大系 「岡倉村」の解説

岡倉村
おかくらむら

[現在地名]野津原町辻原つじはる 岡倉

七瀬ななせ川の右岸にあり、対岸は辻原村。南西大野郡の村で境界は河内かわち山であった(豊後国志)。江戸時代を通じて肥後熊本藩領で、野津原手永に属した。寛永一一年(一六三四)の同藩豊後国郷帳に岡蔵村とみえ、高一〇〇石余。正保郷帳によれば田高四六石余・畑高五三石余、稙田わさだ庄に属し、柴山有、日損所と注記される。

岡倉村
おかくらむら

[現在地名]大野町酒井寺さかいじ 平岡ひらおか

平野寺ひらのじ村の北西山間部にある。正保元禄・天保の各郷帳には記載がなく、「豊後国志」に村名がみえる。旧高旧領取調帳では高四〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android