岡部文夫(読み)オカベ フミオ

20世紀日本人名事典 「岡部文夫」の解説

岡部 文夫
オカベ フミオ

昭和・平成期の歌人海潮主宰



生年
明治41(1908)年4月25日

没年
平成2(1990)年8月9日

出生地
石川県羽咋郡高浜町(現・志賀町)

学歴〔年〕
二松学舎専門学校中退

主な受賞名〔年〕
日本歌人クラブ賞(第8回)〔昭和56年〕「晩冬」,短歌研究賞(第19回)〔昭和58年〕「雪」「鯉」,迢空賞(第21回)〔昭和62年〕「雪天

経歴
昭和2年「ポトナム」入会。「短歌戦線」「短歌前衛」「青垣」を経て、23年「海潮」を創刊歌集に「どん底の叫び」「青柚集」「晩冬」「雪代」「雪天」などがある。富山新聞、朝日・毎日新聞富山版ほかの選者歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡部文夫」の解説

岡部文夫 おかべ-ふみお

1908-1990 昭和-平成時代の歌人。
明治41年4月25日生まれ。昭和2年坪野哲久の影響をうけて「ポトナム」に入会,3年「短歌戦線」の創刊に参加。23年「海潮」を創刊,主宰。北陸風土と人間をうたいつづけ,58年「雪」「鯉」で短歌研究賞,62年「雪天」で迢空(ちょうくう)賞。平成2年8月9日死去。82歳。石川県出身。二松学舎専門学校中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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