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岩亀楼亀遊 がんきろう・きゆう

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朝日日本歴史人物事典の解説

岩亀楼亀遊

没年:万延1?(1860)
生年:弘化3?(1846)
幕末の遊女。江戸深川の町医大田正庵の娘など諸説ある。『温古見聞彙纂』によれば8歳で吉原に売られ,15歳で遊女として出たが,のち品川岩槻屋をへて横浜港崎遊郭の岩亀楼へ移る。ここでアメリカ商人イルウスに見染められるが異国人に抱かれることを嫌い「つゆをだにいとふ大和の女郎花ふるあめりかに袖はぬらさじ」の辞世を残して自害して果てたという。尊皇攘夷派の学者大橋訥庵(一説に弟子椋木京太郎)の創作という説もあり,実在人物かどうか疑わしいが,当時の人々がその話を美談として受け入れたのは事実である。<参考文献>『横浜市史稿 風俗編』

(牧田りゑ子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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