岩内港(読み)いわないこう

日本歴史地名大系 「岩内港」の解説

岩内港
いわないこう

[現在地名]岩内郡岩内町字大和・字万代・字大浜など

岩内町東部の港。明治四年(一八七一)の「春日紀行」に「岩内港」と記される。同一一年岩内など五港に北海道産の石炭木材などを外国に輸出できる特許が与えられた(事業略記)。同一五年の「北海道紀行」に「岩内港ハ人戸多ク常ニ船舶ノ来往アリテ、商估繁昌ノ地ナリ」とある(同年九月二五日条)。「岩内古宇二郡誌」によれば、港内では常に数十の船舶が輻輳し、マストが林のごとく、出入り汽笛で喧然という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む