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岩崎久弥 いわさき ひさや

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

岩崎久弥 いわさき-ひさや

1865-1955 明治-昭和時代の実業家。
慶応元年8月25日生まれ。岩崎弥太郎の長男。三菱財閥3代目。明治26年叔父の岩崎弥之助と三菱合資を設立し社長となる。鉱業と造船を中心に事業を発展させた。大正5年退任。のち東山農事を設立し農牧事業をおこなう。東洋文庫をつくった。昭和30年12月2日死去。90歳。土佐(高知県)出身。ペンシルベニア大卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

いわさきひさや【岩崎久弥】

1865‐1955(慶応1‐昭和30)
明治から昭和前期の実業家岩崎弥太郎の長男で土佐に生まれ,慶応義塾と三菱商業学校を経て,1886年(明治19)アメリカに留学。91年に帰国して三菱社副社長,93年に叔父岩崎弥之助と三菱合資会社を設立して社長となり,三菱財閥の基礎を築く。家業の神戸製紙(現三菱製紙)や麒麟麦酒明治屋などの経営にも参画し,1916年(大正5)の社長退任後は岩手県の小岩井農場や新潟県の水田小作地,韓国の東山農場などを統合して東山農事会社を設立。

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世界大百科事典内の岩崎久弥の言及

【サイクリング】より

…98年各国の17団体で国際組織LIAT(1918年AITに改称)を設立。日本では1890年代に上流階級の人々の自転車旅行が始まり,三菱財閥の岩崎久弥などの日本輪友会が93年交詢社内に誕生。大正,昭和初期には一部の庶民の間で名所旧跡を訪ねる交通手段として遠乗会が行われ,自転車旅行=無銭旅行のイメージが生まれた。…

【東洋文庫】より

…東京都文京区本駒込にある東洋学研究専門の研究所,参考図書館。1917年三菱の岩崎久弥がG.E.モリソンの収集した蔵書を購入したことに始まり,24年財団法人東洋文庫として開設され,以来,日本の東洋学研究の発展に大きな役割を果たしてきた。48年国会図書館支部東洋文庫が設置され,財団所有の蔵書の管理にあたることになったほか,61年にはユネスコ東アジア文化研究センターが付置された。…

※「岩崎久弥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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