日本歴史地名大系 「岩月村」の解説 岩月村いわつきむら 宮城県:気仙沼市岩月村[現在地名]気仙沼市 岩月箒沢(ほうきさわ)・同長平(ながだいら)・同寺沢(てらさわ)・同星谷(ほしや)・同宝(たから)ヶ沢(さわ)・同台(だい)ノ沢(さわ)・同千岩田(せんがんだ)北から西にかけて松崎(まつざき)村と境し、東は気仙沼湾に臨む。気仙道が現国道四五号の東、海岸沿いに村の北端田尻(たじり)浜まで北上、やがて内陸部に入り、松崎村を流れる面瀬(おもせ)川を渡って松崎村五駄鱈(ごだんだら)へと通じている。正保郷帳によると田一五貫一七五文・畑三貫八〇〇文、ほかに新田三貫一六三文。「封内風土記」では戸数七四、鍋毀・田尻・窪立・代の四浜をあげる。明治八年(一八七五)波路上(はじかみ)村・長磯(ながいそ)村・最知(さいち)村と合併して階上(はしかみ)村となる。その後の「本吉郡地誌」によると、階上村の戸数三五四・社五・寺三、男一千三〇二・女一千二四七、馬三九八、日本形船二一三、うち五〇石以上二〇〇石未満七・五〇石未満(漁船)二〇六。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by