岩茸(読み)イワタケ

デジタル大辞泉 「岩茸」の意味・読み・例文・類語

いわ‐たけ〔いは‐〕【岩×茸/×茸】

イワタケ科の地衣類花崗岩かこうがんなどの上に生える。葉状でほぼ円形に広がり、直径5~25センチ。表面褐色。酢の物・てんぷらなどにして食べる。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「岩茸」の意味・読み・例文・類語

いわ‐たけいは‥【岩茸・石茸】

  1. 〘 名詞 〙 地衣類の一種各地深山の岩石上に着生する。体はほぼ円形の扁平な葉状で、直径五~二〇センチメートルぐらい。老成するとへりが波形に曲がって裂ける。食用となり、乾燥して貯蔵する。いわごけ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「樹恵愚、以岩茸一器」(出典蔭凉軒日録‐文明一九年(1487)二月一六日)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「岩茸」の解説

岩茸 (イワタケ)

学名Umbilicaria esculenta
植物。イワタケ科の葉状地衣

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