岸洋子(読み)キシ ヨウコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「岸洋子」の解説

岸 洋子
キシ ヨウコ


職業
歌手

専門
シャンソン

本名
小山 洋子

生年月日
昭和10年 3月27日

出生地
山形県 酒田市

学歴
東京芸術大学大学院声楽専攻科〔昭和33年〕修了

経歴
小学5年の時に音楽家加藤千恵に会い歌の道に。東京芸大大学院修了後、二期会研究生となるが、心臓神経症になり、オペラ歌手を断念エディットピアフLPに感動してシャンソンの世界へ。昭和36年キングレコードと契約。39年「夜明けのうた」で、45年「希望」で2回レコード大賞歌唱賞受賞。他に「恋心」「雪が降る」「甦える明日」などのレコードがある。45年膠原病を患い倒れるが歌への執念が生への活力となり、見事に再起、59年歌手生活25周年のリサイタルを開いた。

受賞
紺綬褒章〔昭和55年〕 日本レコード大賞歌唱賞(第6回 12回)〔昭和39年 45年〕「夜明けのうた」「希望」,サンレモ音楽賞〔昭和43年〕,日本有線大賞努力賞(第3回)〔昭和45年〕「希望」,芸術祭賞大衆芸能部門2部優秀賞(第24回・昭44年度 第39回・昭59年度),酒田市特別功労表彰〔昭和63年〕

没年月日
平成4年 12月11日 (1992年)

伝記
また、近いうちに 和田 誠 著(発行元 大和書房 ’86発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「岸洋子」の解説

岸 洋子
キシ ヨウコ

昭和・平成期の歌手



生年
昭和10(1935)年3月27日

没年
平成4(1992)年12月11日

出生地
山形県酒田市

本名
小山 洋子

学歴〔年〕
東京芸術大学大学院声楽専攻科〔昭和33年〕修了

主な受賞名〔年〕
日本レコード大賞歌唱賞(第6回 12回)〔昭和39年 45年〕「夜明けのうた」「希望」,サンレモ音楽賞〔昭和43年〕,日本有線大賞努力賞(第3回)〔昭和45年〕「希望」,紺綬褒章〔昭和55年〕,芸術祭賞大衆芸能部門2部優秀賞(第24回・昭44年度 第39回・昭59年度),酒田市特別功労表彰〔昭和63年〕

経歴
小学5年の時に音楽家加藤千恵に会い歌の道に。東京芸大大学院修了後、二期会研究生となるが、心臓神経症になり、オペラ歌手を断念。エディット・ピアフのLPに感動してシャンソンの世界へ。昭和36年キングレコードと契約。39年「夜明けのうた」で、45年「希望」で2回レコード大賞歌唱賞受賞。他に「恋心」「雪が降る」「甦える明日」などのレコードがある。45年膠原病を患い倒れるが歌への執念が生への活力となり、見事に再起、59年歌手生活25周年のリサイタルを開いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸洋子」の解説

岸洋子 きし-ようこ

1935-1992 昭和後期-平成時代の歌手。
昭和10年3月27日生まれ。東京芸大在学中,心臓神経症のためオペラ歌手を断念。昭和34年NHKのオーディションに合格して歌手となる。「夜明けのうた」「希望」で2回レコード大賞歌唱賞。45年膠原(こうげん)病でたおれるが,翌年再起した。平成4年12月11日死去。57歳。山形県出身。本名は小山洋子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岸洋子」の解説

岸 洋子 (きし ようこ)

生年月日:1935年3月27日
昭和時代;平成時代の歌手
1992年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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